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道路などで分断された森を結ぶ樹上性動物のための小さな橋「アニマルパスウェイ」の重要性を広く知ってもらおうと、一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会がこのほど、アニメーション作品「約束の森~ヤマネ物語~」(9分29秒)を制作した。
野生動物が車にひかれるロードキルや採餌・繁殖活動の阻害などを防ぐためのアニマルパスウェイは、高根町清里で実証実験が始まり、07年に同町の市道に1号機が完成。これまでに国内に5カ所、国外に1カ所設置されている。
この作品は、主人公の少年が国の天然記念物に指定されているヤマネに変身して森を冒険する物語。動物の目線から開発による問題とその解決策のひとつのアニマルパスウェイなど、自然保護の重要性を伝えている。
また、同会の理事で、ヤマネ・いきもの研究所(高根町)の代表理事の湊秋作さんなどが監修し、ヤマネの体の動かし方や食性、活動時間などを忠実に描いて正しい生態も紹介。
湊さんは、「ヤマネなどの小動物が置かれている状況を理解し、環境保全に協力してもらえたら。樹上性動物の保護活動が北杜市から世界に発信していることに誇りを持ってほしい」と話した。
アニメ作品は、アニマルパスウェイと野生生物の会の公式ユーチューブで公開している。
ホームページは下記から
https://www.animalpathway.org/anime/