できごと

須玉印刷が「もりんちゅ基金」で本を寄贈

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11月24日、須玉町の須玉印刷(小泉徹代表)では、「もりんちゅ基金」を活用して購入した7冊の本を、大泉町の金田一春彦記念図書館(北杜市立中央図書館)に寄贈した。

同社では、昨年から「もりんちゅ文庫」と「もりんちゅマーク」使用の印刷物の売り上げの一部と、賛同者からの寄付を積み立てており、今回、約2万7000円で7冊の本を購入した。

当日は、小泉代表が同館を訪れ、目録と7冊の本を教育委員会の老松正樹教育次長に手渡した。本は、絵本や図鑑、実用書、写真集など、ジャンルは様々で、今回は、同館からの要望を聞いた上で購入したという。

老松教育次長は、「今年度の本の購入額は1500万で、約1万冊を購入しているが、予算には限りがあるので、購入できない本もある。今回は、日頃なかなか買えない本をお願いしました。希望を聞いていただき、感謝しています」と語った。

小泉代表は、「図書館でも世の中の本が全てあるわけではない。できるだけ要望に応えながら本の購入のお手伝いをしたいと思い、今回初めて本を寄贈することにした。このような活動を通し、私たちにとっても『本って何だろう』と考え直す良いきっかけになった」と話しており、今後も基金を積み立てて、寄贈を続けていく意向を示している。