できごと

明野小児童が大豆を収穫

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明野町浅尾新田地区の農家で組織する「中山間浅尾新田集落協定組合」(長田幸成代表)は、十一月十日、同地区の畑で、明野小学校の児童を招き、大豆収穫教室を行った。今年で五年目。

この大豆は、ナカセンナリという品種で、今年六月に明野小学校四年生の児童たちが種を蒔き、七月と九月に草取りをして、このほど収穫することになった。

当日は、長田代表が「今年は天候に恵まれ、こんなに立派に育ちました。一粒一粒大事に収穫しましょう」とあいさつした後、児童四十五人が大豆の茎を鎌で刈り取ったり、引き抜いて収穫した。

続いて、収穫したものを木に打ち付けて実を取り出す作業を行い、児童たちは豆がはじけ出る様子に驚き、楽しんでいた。  一方、今月二十七日には、収穫した大豆を使って豆腐作りが予定されており、同組合員の篠原巌さんは、「種蒔きから加工まで、大変な作業だけれど、大豆のことを学んでもらえると思う。大豆を作るだけではなく、栄養や機能性も知ってもらいたい。豆腐作りの時には、大豆の秘めた力、植物性タンパク質の大切さを伝えたい」と話している。

明野小四年生の林わかばさんは、「なかなか根っこから抜けなくて大変だったけど、叩いて豆が出てくるのはおもしろかった。豆腐作りが楽しみ」と笑顔で語った。