八ヶ岳観光圏の総会開く
nagasaka
WEBTODAY
「110番の日」に合わせ、北杜警察署は1月10日、県立北杜高等学校の放送部の生徒を1日警察署長として迎え、市内3カ所のスーパーで110番の適正利用を呼びかける街頭啓発活動を行った。
北杜高校放送部は、昨年8月に鹿児島県で開かれた「全国高校総合文化祭」の放送部門ビデオメッセージ部門で最高賞を受賞しており、全国で活躍する地元の高校生に啓発に協力してもらおうと委嘱。
放送部の3人は、北杜署員や大泉駐在所ふれあい連絡会のメンバーとともに、大泉町のひまわり市場で来店者に啓発チラシやグッズを配布し、110番通報する際の「いち早く、急がず慌てず、冷静に」の合言葉などを伝えた。
また、通報のなかには、緊急性のない問い合わせやいたずら電話などがあり、「警察の対応を遅らせて、本当に必要としている人に迷惑をかけてしまう」と、適正な110番の利用を呼びかけた。
部長の三井杏夏さん(2年)は、「貴重な経験をさせていただいた。北杜市でお世話になった人たちに恩返しができるよう、声かけを行っていきたい」と語った。
北杜署によると、2023年1月から12月までに山梨県警が受理した110番通報は、5万8305件(前年より6900件増)で、そのうち、緊急性のない問い合わせや誤って通報した「誤接」、いたずらなどの無効件数は、1万3771件(1578件増)だった。
また、北杜署が受理した110番通報は、3045件(552件増)で、そのうち、無効件数は736件(32件増)だった。